【ジャグラー連載 第6話】設定6を外した夜|確信が崩れた瞬間

台の写真 パチスロ

その日は、朝から手応えがあった。

特定日。

抽選も悪くない。

座ったのは
マイジャグラーV。

昨日の成功が、頭の中に残っていた。

“今日も読める”

そんな自信があった。


1

朝、100G以内にREG。

さらにREG。

BBではない。

REGが続く。

ジャグラーでは、それが強い。

私は静かに頷いた。

「ある」


2

1000G。

REG先行。

ブドウも悪くない。

グラフは横ばい。

だが、内容は悪くない。

私は少しずつ確信していく。


3

2000G。

REG 1/240。

隣の台よりも数字が良い。

ブドウも体感軽い。

昨日と同じ感覚。

“これは6だ”

その言葉が、頭の中で固まる。


4

だが、3000G。

REGが止まる。

代わりにBBが走る。

合算はまだ良い。

グラフもまだ崩れていない。

だが、何かが違う。


5

4000G。

REG 1/310。

ブドウも少し重い。

違和感が、ゆっくり広がる。

昨日の成功が、判断を鈍らせる。

私は、まだ信じていた。


6

夕方。

グラフは横ばいから下降。

隣の台が、静かに右肩上がり。

私はようやく理解する。

“違う”

今日の台は、昨日とは違う。


7

席を立つ。

差枚はマイナス。

だが、不思議と怒りはない。

むしろ冷静だった。

設定6を外した。

だが、それは失敗ではない。


8

外は暗い。

私はスマホのメモを開く。

「昨日の成功を持ち込まない」

「REGが落ちたら疑う」

「確信は疑え」

三行だけ書いた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました